トップハットとよばれる紳士の帽子
紳士の帽子というと何だかすごくあらたまった感じがしますね。イギリスのシルクハットとか連想で出てきそうですが、いわば男性用の帽子の言い換えだと思えばそんなに大きくは外れてはいないでしょう。
現代ならばアディダスあたりのキャップなどが大人気ですし、ネットや通販を上手に使えば、わざわざ帽子屋さんまで出向かなくても、どこにいても欲しい帽子はすぐに手に入りますよね。
紳士の帽子の歴史はその時代を映しながら様々な変遷を遂げてきました。
トップハットとよばれる紳士の帽子は、円筒の形でハードに作られています。使われている素材は主として、シルク・ファーフェルトで、リボンなどの部分にもシルクやフェルトなどが用いられていることが多いようです。
トップハットは紳士の国のイギリス製品で、日本人が頭にかぶると頭の形が合わないことが多いようです。
帽子の変形が構造上難しく、自分の頭の形にフィットさせて制作するのが普通です。
ボーラーという紳士の帽子
同じく固く作られたものにボーラーという紳士の帽子があります。形状は半球型をしたフェルト製です。山高帽のイメージで、ボーラーは英語です。
最初1850年に誕生し、もっぱら乗馬用の帽子として愛用されていました。1930年頃からさほど人気がなくなっていきました。
このほか、紳士の帽子としては、フェドーラやトリルビーというソフトハットも存在しています。
ソフトハットは、フェルトで作られた中折れ帽のを指しています。ハードなハットの隆盛後に、普段の生活用の帽子として生み出され広く愛用されましたた。
さらにソフトな帽子として、スーパーソフトハットいうジャンルで、クラッシャーハットやローラーハットがあります。
これらは柔らかいタイプなので自在に帽子の形状を変化させて、好きな形でかぶる楽しみ方がある帽子といえるでしょう。
ヨーロッパでの一般的な習慣
今では、ごく普通のこととして、いつも帽子をかぶっている若者が増えてきています。
ラップの流行でバンダナを巻いた上からキャップをかぶっているというファッションセンスあふれる帽子の被り方もよく街で見かけるようになりました。
本来は紳士の帽子は、室内では取るというのがマナーでした。ヨーロッパでは一般的な習慣だったようです。
これはもちろん室内だけでなく、知りあいに会った場合や、女性の前に出る時、さらに挨拶を交わす際など、紳士は帽子を被っているTPOをきちんとわきまえることが当然だったのでしょう。
現在では変化して、常識もずいぶん変わっては居ますが、最低限、人に不快感を与えないマナーはいつも考えておく必要はあるでしょう。
反対に女性の帽子は、服飾の一部分と判断されるため、室内では男性のように取らなければならない、という事は無かったようです。
ですが、このことにもやはり常識の範囲というものがあります。和室ではキャップを被ったままでは少し不自然ですよね。
紳士の帽子は、かぶり方だけでなく、そのほかの立ち居振る舞いなどが、本人の紳士度を上下したりしてしまいます。
せっかくのお気に入りのセンスのいい帽子をかぶっているのに、反対のイメージを与えるようではだいなしですね。
本来は紳士の帽子は、室内では取るというのがマナーでした。ヨーロッパでは一般的な習慣だったようです。
これはもちろん室内だけでなく、知りあいに会った場合や、女性の前に出る時、さらに挨拶を交わす際など、紳士は帽子を被っているTPOをきちんとわきまえることが当然だったのでしょう。